オレの座席からはモニター用のコンソールがよく見え、モニターエンジニアの仕事ぶりとコンソールの”LED・ピークメーター” の振幅が手に取るように分かった。
MCなどでは楽曲の音源が流れていないため、彼女達が話せば “ある領域” だけのLED・ピークメーターが振れる・・・・ それが彼女たちのマイクの音声に振り分けられたチャンネルだろう(メンバーごとのLED・ピークメーターの振り分けも把握できた)。
それで気が付いたのは、Live中の楽曲のパフォーマンスをしている際も、彼女たちのマイクがかなりの音圧を拾っていることだった。
それで再認識したのだが、要するに彼女たちは、Live中は全ての楽曲でガンガン歌っていることだった。
彼女たちのLiveステージングは基本的にはリップシンクを用いているため、
「音源にあわせて口を動かしているだけ」
と揶揄されることも多い。
しかしオレが過去のPerfumeのLiveに参戦した感触で言えば、set listの展開とその演出面や楽曲の世界観、ダンスパフォーマンスの激しさ、彼女達の体調面などのことを包括的に考慮し、総合的な演出を担当するMIKIKO氏とメンバー、そしてF.O.Hエンジニアの佐々ふみ氏との間で、公演前に楽曲ごとの音源ボーカルと生ボーカルの配合を十分検討し、打ち合わせをしていると感じていた。
そして、Live当日は彼女たちは実際にはガンガン歌い、F.O.Hコンソールに立つエンジニアの判断で、最終的な楽曲ごとの音源ボーカルと生ボーカルの配合を絶妙にコントロールしていると感じていた。